山田池公園 花木園 梅林 梅見ごろ ２０２４．２．１７

令和６年２月１７日現在。
山田池公園の紅梅・白梅が現在見ごろです。
花木園の梅林では、約50品種・約300本の紅梅・白梅・しだれ梅が、
2月上旬から3月上旬頃に見頃を迎えます。（※品種によって開花時期は異なります）
（注）
各種梅の木に貼りついている残雪のようにさまざまな白いものは地衣類の一種で「梅の木苔」と呼ばれるものです。きれいな空気の環境下でこうした苔がつきます。これがある梅の木は珍重され大切に扱われております。
全国の梅林の梅の木はすべて花梅です。
＜花梅の育て方＞
梅は古くから日本で親しまれてきた花木です。冬から春にかけて梅がほころぶ姿は、風物詩のひとつとなっています。季節の花としてもたいへん人気で、各地に梅の名所も多数存在します。原産地は中国ですが、日本には奈良時代までには伝わってきたようです。
梅は豊富な品種があり、花の鑑賞に向いた「花梅」と食用に適した「実梅」などに分けられます。また、花梅は「野梅系」「緋梅系」「豊後系」の3つに分類され、それぞれ異なる特徴を備えています。野梅系には多数の品種が含まれます。見分ける際は、若い枝を見てみましょう。日の当たる部分は赤みを帯びた濃い色になっています。緋梅系は、枝の断面が赤くなっているのが最大の特徴です。枝の外側は、比較的浅黒くなっています。
・肥料
１月から３月に開花する地植えの花梅は１月に寒肥（有機肥料）を与えます。そして開花時期が終わると、必ず追肥（化成肥料）します。
・剪定
「桜切るバカ　梅切らぬバカ」という言葉どおり、梅は開花時期が終わると必ず剪定しなければなりません。咲き終わった花は、きれいに取り除きましょう。実がつくと、翌年の花つきが悪くなります。実梅の場合は必ず人工授粉をさせて実を作りますが、花梅の場合でも風媒や虫媒により実ができるときがあります。花梅の場合はそれを防止するため、必ず剪定しなければなりません。
花後、枝元から2～3節残し、その上でカットします。
梅の木の剪定に適した時期は夏（7～8月）と冬（11～1月）です。あまり知られていないですが春（4～5月）に行うこともできます。注意して切らないと枝が出てきても花芽がでないこともあります。
・水やり
梅は水が大好きです。
冬、戸外で管理する場合は2～3日に1回（室内の暖かい場所で管理する場合は、毎日）与えます。開花中はよく乾くので、1日1回花に水がかからないように与えます。春から秋は1日に1～2回が目安です。
公式HP
yamadaike.osak...